「アロマって、よく聞くけど、何がいいの…」
「アロマオイルをプレゼントでもらったけど、どう使ったらいいの…」
この記事を見ていただいてるということは 現在、こういった悩みを抱えていませんか? アロマのことを詳しく教えてくれる人が周りにいなくて、どうしていいか分からない。
ネットでの情報では、たくさん出回っているのでどれが一番正しい方法なのか分からなかったりしますよね?
そこで!今回アロマ❀healingでは、アロマってどういったことができるのかを徹底的にお伝えしていきます。
最後まで読んで頂ければ、あなたも日々の生活にアロマを取り入れていくことが出来るでしょう。 是非参考にしてくださいね!
1.アロマとは?
ひとことで「アロマ」といわれることが多いですが「アロマテラピー」(フランス語読み)「アロマセラピー」(英語読み:ここではこの読み方)というのが一般的です。
アロマセラピー(Aromatherapy)とは、「香り(Aroma)を使った療法(Therapy)」のことで、植物から抽出した芳香性物質である「精油(エッセンシャルオイル)」を用いて、心身のトラブルや美容に役立てる植物療法のひとつです。自分が大好きなお花の香りを嗅いだ時に気分が明るくなったり、山や高原に行って森林の香りを吸ったときに気分が安らいだりすることがないですか。また、冬至の「ゆず湯」や5月の「菖蒲湯」なども日本で昔から行われているアロマセラピーの形なのです。
つまり、アロマセラピーとは植物から抽出した芳香性物質である「精油(エッセンシャルオイル)」の香りを嗅ぐことによって、心と体に働きかける療法なのです。
2.アロマセラピーは何に役立つの?
アロマセラピーは、心と体、両方に作用するホリスティック(全身的)な療法です。体にトラブルが生じた時に患部だけを対応するのではなく、心も含めた全体的なバランスを整えていきます。例えば、皮膚が痒いと思ったときに痒みを抑えると同時に、それに伴うイライラも収まると良いですよね♪
アロマセラピーで用いる精油も、心と体に多角的に働きかけます。緊張感をやわらげてリラックスしたり、イライラや興奮を鎮めて気持ちを落ち着かせるといった心理的な作用から、ホルモンのバランスを調整し、そうすることによって、例えば肌荒れなどを改善するといった身体的なものまで、広範囲にわたってさまざまな影響を及ぼします。
精神的なストレスから体の不調へ、体の不調から精神的なストレスへと心身の不調が互いに影響し合い、深刻化するトラブルにアロマセラピーは多大な力を発揮します。
3.アロマオイル(精油:エッセンシャルオイル)の楽しみ方を紹介
アロマオイルには以下の2つの楽しみ方があります。
・香りの選び方
・使い方
ひとつずつ解説しますね!
【アロマオイルの香りの選び方】
アロマオイルは大きく分けると7つに分類することができます。それぞれの特徴がありますので、あなたが気に入った香りを見つけてみましょう!
①柑橘系・・・ポピュラーな果物などがベースに香り、アロマセラピー初心者向きの香りで
ほとんどの方が抵抗感なく受け入れられます。気分も明るくなれそうな香りが多いです。
(オレンジスイート・グレープフルーツ・ベルガモット・マンダリン・レモン など)
②フローラル系・・・花から抽出した甘くフェミニンな香りです。長持ちする香りで、いろ
いろと活用できる精油たちです。単体で使われる方も多いですが、ブレンドしてパフュームなど香水として利用し、高貴な気分になれるのも特徴です。
(ジャスミン・ゼラニウム・ネロリ・ラベンダー・ローズオットー・ローマンカモミール など)
③ハーブ系・・・ハーブから採ったスッキリした香りが特徴。シャキッとしたいときや集中
力を高めたいときなどに活用しましょう。
(クラリセージ・マジョラム・フェンネル・ペパーミント・ローズマリー など)
④エキゾチック系・・・異国を思わせるような個性的な香りです。好き嫌いもありますが、
わりと落ち着く香りなので、単体で使用するより、ブレンドして使うことが多い香りです。
(イランイラン・サンダルウッド・パチュリ など)
⑤樹木系・・・森林浴をイメージさせるような爽やかな香りです。ストレス解消してリラッ
クスしたいときなどにオススメです。
(サイプレス・ジュニパー・ティーツリー・プチグレン・ユーカリ・ラベンサラ・ローズウッド など)
⑥樹脂系・・・木の樹脂を原料にしている粘度が高い精油が多いです。手作りコスメなどに
よく使われ、乾燥や肌荒れに向いています。
(フランキンセンス・ベンゾイン・ミルラ など)
⑦スパイス系・・・食欲を刺激するスパイス類が原料で、ピリッとした香りがやる気や元気
を引き出してくれます。体を温める作用もあるようです。
(ブラックペッパー・ジンジャー・シナモンリーフ など)
精油(エッセンシャルオイル)はいろいろなメーカーのものがあります。商品によっては不純物が混じっている場合がありますので、各メーカーの特徴を知った上で信頼できる商品を購入しましょう。
【アロマオイルの使い方】
アロマオイルの簡単な使い方が2通りあります。
⑴芳香浴(ほうこうよく)
⑵アロマバス
ご自身のスタイルに合わせて試してみてくださいね!
⑴芳香浴(ほうこうよく)
精油の香りを鼻から吸入する芳香浴は、アロマセラピーを一番手軽にしかも効果的に楽しむ方法です。ひとりでそっと香りを楽しんだり、香りを部屋全体に拡散して家族で楽しんだり、芳香浴のスタイルはさまざま。自分が気に入った方法で楽しみましょう。
芳香浴でよくつかわれるものをご紹介しますね♪
①オイルウォーマー(アロマポット)
②ディフューザー
③アロマライト
④ハンカチ
⑤マグカップ
①オイルウォーマー(アロマポット)
お皿の上に水かお湯を入れて精油を垂らします。6~8畳の部屋で5~6滴を目安にするとよいでしょう。その後、キャンドルに火をつけます。(詳しい使い方は説明書に従いましょう)ろうそくで温めることで蒸気とともに香りが部屋中に広がります。
(注意:火を使いますので、ペットや小さいお子様がいる部屋での使用には十分に注意しましょう。また燃えやすいカーテンなどの近くでは使わないようにしましょう。就寝時や外出時には火を消し、水がなくならないようにしましょう。)
②ディフューザー
電気を使いファンやエアポンプなどで香りを広い範囲へ拡散させことができます。香りを広げる効果はオイルウォーマーより高く、広い部屋や人が沢山集まる場所に便利です。また火を使わないので安心です。
ご紹介商品:https://www.flavorlife.com/shopbrand/aromadiffuser/ (フレーバーライフ社 様)
③アロマライト
オイルウォーマーに似ていて、熱で精油を香りを拡散します。火を使わないので安心です。コンセントに直接差し込むものもあるため、インテリアとしても使えます。
ご紹介商品:https://onlineshop.treeoflife.co.jp/collections/aroma-lamp (生活の木 様)
④ハンカチやティッシュ
いちばん手軽な方法です。精油をハンカチやティッシュに1滴垂らし、香りを楽しみます。
気分が優れないときや花粉の時期などにカバンに忍ばせておくと安心ですよ。
ハンカチに垂らすときは、シミになることもあるので注意してくださいね。
⑤マグカップ
マグカップにお湯を入れて、精油を1~2滴たらし、カップに鼻を近づけて香りを楽しみます。持ち歩いて、旅行先や職場でも簡単に利用できますよ。
⑵アロマバス
もっとも簡単な方法は、「手浴・足浴」です。長時間キーボードをたたいて手がつかれたときは「手浴」、足がだるい、むくんでるときなどは「足浴」がオススメです。足浴は冷え性の方にもおすすめです。体全体が温まってきます。
大きめの洗面器にお湯を入れます(40度ぐらい。足浴は2.3度高めでもOK)。精油を2~4滴入れて、よくかき混ぜます。手や足を付けたときに、蒸気も吸い込むようにすれば芳香浴にもなりますね♪ お湯が冷えてきたら足し湯をしても良いですが、その際にはやけどをしないように気をつけてくださいね。
4.アロマをもっと知るには(資格編)
ここまで読んでいただいて、もっと深くアロマを知るには?と思われたら、資格取得が一番です。じゃあ!どんな資格があるのかみてみましょう。
日本アロマ環境協会(AEAJ)
日本アロマコーディネーター協会(JAA)
IFA(国際アロマセラピスト連盟)
ナード・アロマテラピー協会
上記は費用もかなり掛かるものもありますが、そのほかにも通信で手軽に学べるものもあります。是非、ご自身のライフスタイルに合った資格取得を目指してみませんか!
5.アロマを利用する上での注意事項
アロマセラピーは、精神的なストレスから体の不調など、深刻化するトラブルに多大な力を発揮しますが、精油を取り扱う場合は、製品の注意事項をよく読んで、正しくご使用ください。精油は薬ではありませんので、体調に不安を感じられる場合は、医師に相談するようにしましょう。
また、精油は服用したり、直接皮膚につけないようにしましょう。精油の成分は、空気や熱、光などの影響を受けやすいため、劣化を防ぐためにも冷暗所に保管してください。
開封後は、柑橘系は半年ぐらい、それ以外で2年ぐらいで使い切るようにしましょう。
(※アロマセラピーの実践で生じた問題に対する責任は負いません。)
6.まとめ
1.アロマセラピーの由来
2.アロマを取り入れることによって得られる効果
3.アロマを手軽に使う方法
4.アロマセラピーの資格について
5.精油を使うときの注意事項
今回は、アロマや説明や使い方についてまとめてみました。 アロマを使ってみたいけれど、どのように使ったらよいのか分からない、など初めてアロマを使う方には不安がいっぱいあると思います。精油を使う上での注意事項を知ったうえで、是非アロマを生活に取り入れてみましょう。精油の香りを楽しむことで、気持ちが落ち着いたり、リラックスしたりといったことに役立つでしょう。そして好きな香りを楽しむことによって、自分が心地よいという感情を引き起こし、日々の疲れから開放され、そして癒やされましょう。
参考文献
医師が教えるアロマセラピー
アロマセラピーの教科書
アロマテラピーを楽しむ生活
アロマテラピーで気持ちいい暮らし
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